【東日本大震災の時に九州新幹線は全線開業になりました。このあったかいCMには感動して泣きました。】
【東日本大震災の時に九州新幹線は全線開業になりました。このあったかいCMには感動して泣きました。】
私は鹿児島出身。
全国転勤の会社に入って、最初の勤務地も故郷鹿児島でした。昔は「西鹿児島」から博多まで、「特急有明」で5時間近くかかりました。お金がない時は夜行の急行「かいもん」の自由席を利用していました。今では、新幹線で1時間17分。
九州以外のかたには、分かりにくいかもしれませんが、九州は、実は、それぞれが、ものすごく違います。でも、東日本大震災の後、このCMを見て、九州がひとつになったなと感じました。「九州人」という言い方が、しっくりとくるようになった気がしたのはそれからです。
私は若いころ、熊本によく行ってました。下通り、上通りをフラフラしていました。熊本城や阿蘇にも何度も行きました。お世話になった方々も多くいらっしゃいます。
以前は、損害保険会社に30年くらい勤務していたので、災害の現場には何度も何度もお伺いしました。そこでは、いつもいつも辛さに耐えて、現実を直視し、なんとか前を向こうとする人たちのお姿を都度拝見してきました。今回は、テレビを見るたびに涙が出ます。
全国全世界の皆さんのご支援ご協力をいただきたいと思います。
それに加えて、このCMの舞台である九州の「九州人」のみんなが、被災された皆さんを互いに支援して、九州人の絆を更に深めていけたらと思います。
私も「九州人」として努力します。
天野功一