【弟の突然死からもうすぐ1年@天野功一】
【弟の突然死からもうすぐ1年@天野功一】
弟が突然死してから1年です。
ものすごく前のことだったような気がします。
サラリーマン管理職として単身赴任先での突然死でした。
金曜日の夜、接待をして、
そのまま単身赴任先のマンンションで、
テレビとエアコンをつけたまま亡くなっていました。
そして、
休み明けの月曜日の昼ごろ発見されました。
3つ年下の弟の突然の死は、
いろんなことを考えさせてくれる大きな機会でした。
弟の葬儀の中で、
一番強烈に心に焼き付いた言葉がありました。
それは、
以前部下だったという女性が話してくれた言葉。
「採用してくださってありがとうございます。
いつも気にかけてくださってありがとうございます。
支店長に感謝して、
みんなでいい会社にしていくよう頑張ります。」
それは、サラリーマンとして、
30年近くひとつの会社で生きてきたのに、
私にはできなかったことだと感じたのです。
私はビジネスマンとしては、
そこそこ、がっつり、やってましたが、
人間としては大したことありません。
それを思い知らされた。
あの日、弟から学ぶことが大きかった。
「組織はひとりひとりの人間からできている。
ひとりひとりが元気になれば、
組織は勝手に進化する。」
そこで、この1年間は、
お客様ひとりひとりと向き合わせて頂く。
じっくり話をする。
悩みをしっかり聴く。
その上で、
現状を解決、少しづつでも打開していく手助けをする。
動きが出てきて喜んでいただく。
そんなことを活動の中央に置いて、
仕事をさせていただいてきました。
「あなたの悩みをじっくり溶かしていく」
というイメージでした。
全国のいろんなかたから喜んで頂けたと感じています。
大きな活動は、何もなかった1年でしたが、
これからにつながる地道で貴重な1年でした。
新たな気持ちで、
私はあなたに喜んでいただく活動を弟の分までしてまいります。
天野功一
投稿ストーリーサイトSTORYS.JP
三部作
「弟の突然死から学んだこと」
▼その1
▼その2
▼その3